新型コロナウイルス

菊水「アルコール77」は新型コロナ対策で除菌・消毒に使える?活用方法は?

菊水酒造が、アルコール度数77度の高濃度スピリッツ「アルコール77」の製造を開始し、2020年4月10日から出荷開始すると発表しました。

このニュースを見て、「新型コロナウイルス対策に使えるの?」「消毒・除菌に使えるの?」と疑問に思う方が多いと思います。

菊水酒造から販売される「アルコール77」の商品説明には
※当商品は消毒用アルコールと同等のアルコール分を含んでおりますが、消毒や除菌を目的に製造されたものではありません。
と記載されていますが、実際に使用できないのでしょうか?

この記事では、「アルコール77」の新型コロナウイルス対策には使えるのか?活用方法についてまとめました。

菊水酒造が「アルコール77」の出荷を4月10日に開始!

■製品概要

品名:アルコール77/原材料:醸造アルコール、香料/アルコール度数:77度

発売日:4月10日/価格:希望小売価格1,200円(消費税抜)

酒税:385円/本を含んでいます。

※当商品は消毒用アルコールと同等のアルコール分を含んでおりますが、消毒や除菌を目的に製造されたものではありません。

 

「アルコール77」は新型コロナウイルス対策に使える?

一般的に消毒用・除菌用のアルコールの濃度は70〜80%となっています。

コロナウイルスへの対策として推奨されているのは、アルコール系の消毒薬です。

エタノールを選ぶ上で着目するのは濃度です。店頭では製品のラベルに記載された成分濃度を確認してみてください。

ポイントは、濃度が高いほど効果が高いわけではないことです。市販薬で入手できる消毒薬のうち、いちばん手指消毒に向いているのは濃度80%前後のエタノールです。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20200223-00164216/

「アルコール77」はアルコール濃度が77となっています。

 

この菊水酒造が販売を予定している「アルコール77」ですが、注意書きには

消毒用アルコールと同等のアルコール分を含んでおりますが、消毒や除菌を目的に製造されたものではありません。

と記載されています。

医薬品(消毒・除菌が目的)を製造・販売するには薬事法に則り、認可が必要であったり、販路が飲料用のアルコールとは違います。

また、飲料用となっているので、除菌・消毒に効果があると謳えません。

しかし、「アルコール77」のHPにも関係省庁のご指導のもと製造していると記載してあることや、除菌・消毒に適しているアルコール濃度であることから、

あくまでも、消毒・除菌用としては自己責任として使用してくださいということになりますね。




「アルコール77」の活用方法・使用方法は?

手指などに使う場合は詰め替えボトルに入れて使用するのがいいと思います!

しかし、詰め替えボトルの中には

「他の容器に入れ替えないでください」
「エタノールを入れないでください」

というボトルもあるので、注意書きをしっかり見て購入するようにしましょう!

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