社会

東京オリンピックはコロナで延期!チケットの払い戻し方法は?中止の前例も

東京オリンピック2020の開催まであと半年となりましたが
新型肺炎(コロナウイルス)の拡大でオリンピックが中止・延期の可能性があると
報道されています。

日本には中国から多くの観光客が訪れたことから、感染が拡大しており
中国に次いで2番目に危ない国とされています。

この記事では、過去に中止となった五輪の前例や
中止になった場合のチケットの払い戻しの仕方等をまとめていきます。

追記:3月18日にチケットの払い戻しは規約上不可であると報道されました。
下で解説しています。

 

東京五輪2020は中止・延期?過去の前例は?

オリンピックの中止は過去に3例ありました。

  • 1916年 第7回 ベルリンオリンピック
  • 1940年 第12回 東京オリンピック
  • 1944年 第13回 ロンドンオリンピック

いずれも原因は「戦争」で、その後約70年は問題なく開催されております

東京オリンピックは過去に中止になったことがあったんですね。

 

東京五輪2020中止の場合のチケットの払い戻しは?

東京オリンピック2020のチケットサイトを見てみたのですが、基本的にキャンセルは出来ませんでした。

 

過去に中止になったオリンピックも理由が戦争であったため
チケット払い戻しの前例がありませんでした。

しかし、オリンピック自体が中止になった場合はチケットの払い戻しはあるでしょう。
また、チケットの払い戻しになるので、チケットの発行手数料・宿泊費・交通費は払い戻しの対象とはなりません

中止が確定したら、IOCなどから払い戻しのやり方についてアナウンスがあるとおもいます。

 

新型コロナウイルスという感染症での中止・延期となったら初めての出来事にはなるので
今後どういう対応をしていくか協議中であることは間違い無いですね。

東京五輪(オリンピック)2020のチケットの払い戻しは不可!

新型コロナウイルスの感染拡大を理由に東京オリンピック(五輪)・パラリンピックが中止となった際に観戦チケットの購入・利用規約上、払い戻しはできないというのです。

その理由として、規約上に

当法人が東京2020チケット規約に定められた義務を履行できなかった場合に、その原因が不可抗力による場合には、当法人はその不履行について責任を負いません

と明記されているからだそうです。

この不可抗力とは、
天災、戦争、暴動、反乱、内乱、テロ、火災、爆発、洪水、盗難、害意による損害、ストライキ、立入制限、天候、第三者による差止行為、国防、公衆衛生に関わる緊急事態、国または地方公共団体の行為または規制など、当法人のコントロールの及ばないあらゆる原因

新型コロナウイルスはこの公衆衛生に該当するそう。

しかし、チケット代は高いものもあるので、払い戻しが出来ないとなったら、批判・炎上してしまうことは確実だと考えられます。

世間でも、この報道に多くの意見が出ていました。

オリンピック関連のツアーに申し込んだ方については明記されておらず、中止となった場合の料金は旅行代理店が責任を負うのか、チケットと同じように払い戻し不可になるのか気になるという声も多く見られました。

この報道が出て、オリンピック中止ではなく、延期や開催との声も多くなりそうですね。

 




東京オリンピック中止の予言が話題に!コロナで中止・延期はデマ?日本でも感染者が続出しているコロナウイルスですが、2020年に東京で開催される東京オリンピックをIOCとWHOが中止・延期を検討している...

まとめ

今回はオリンピックが過去に中止となった前例とチケットの払い戻しについてまとめました。

東京オリンピックを開催させたいという気持ちが多いとは思いますが
新型コロナウイルスの猛威がすごいので、「中止にすべき」「延期にすべき」と
さまざまな声が上がっています。

チケットの払い戻しについては、2020年3月18日に新型コロナウイルス感染拡大は、規約上「公衆衛生」に該当し、オリンピック側が責任を取らないということになっており、
規約上、払い戻しはできないということが分かりました。

これを受けて、日本政府やオリンピック側が今後の対応をどうしていくのか気になるところです。

続報を待ちましょう。